約一年半ぶりの家族旅行〜2021年夏〜(1)キングスキャニオン国立公園
今ほどデルタ株が騒がれる前の7月中旬に、カリフォルニア中部を旅してきました。
前半3泊は海岸線から350kmほど内陸で最高気温は106F(約40℃)、後半2泊は一転寒いくらいの海の近くで過ごしてきました。
その模様を3回に分けてお送りしたいと思います。
◼️キングスキャニオン国立公園
有名なセコイア国立公園と共同管理されているキングスキャニオン国立公園(https://www.nps.gov/seki/index.htm)は、香川県ほどの面積です。森の香りに満ち満ちています。
◼️巨木がいっぱいの西エリア
東西に二分される、まず西エリアから見ていきましょう。こちらは大きなセコイアがたくさん。
ビジターセンターからグラント将軍の木まで殆どの人がドライブするなか、果敢にも歩いてみました。こちらは体積世界3位、高さ83メートルを誇る巨木です。
(↑しゃがんで斜めのアングルでようやく画面に収まりました。)
ビッグスタンプトレイルは短いながら、ちょっと高低差があり難物でした(私にとって)。
高さ2メートル以上、直径5メートルほどある大きな切株(ビッグストンプ)が目的地。
けーと一緒によじ登りました。
あちこちに焼け焦げた根元をもつセコイアがあるのは、山火事のほのおによって種が落ちる習性のため。あえて消火はしないとのことです。
(↑すーとけーの小ささよ!)
◼️地球の歴史に身を沈める
東エリアには氷河が切り取った谷間があり、その深さは全米1,2を争うほどだとか。
滝があったり…
青い鳥に会ったり…
せせらぎと森の香りの相乗効果で、肩の力が抜けていきます。
◼️間に挟まれたセコイア国有林
東西エリアといっても隣り合っているわけではなく、セコイア国有林で分断されています。
(↑圧倒的に東エリアが大きい!)
2つのエリアを繋ぐのが、地図上で白く表されている景観道路。
高度を変え、さまざまな風景を見せてくれます。
このビスタポイントで眼下に見える川は、ジュラ紀では浅い海だったところ。太古の昔に思いを馳せます。
すーとけーは、国立公園お約束のジュニアレンジャーにもなりました。誓い中の2人。
諸事情により、正味1日も見て回れず残念でした。隣のセコイア国立公園と合わせて、またゆっくり訪ねたいものです。
次回は旅の後半、海の近くでの様子をご紹介します。