樂美術館

ふっとした隙間時間に思い立って訪ねてきました。 

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20年以上ぶりになるでしょうか。

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「不二をみる」という樂歴代展で一番気に入ったのは、このリーフレットに載っている九代了入の「不二之絵黒樂茶碗」でした。ロビーから中庭をのぞんで・・・。

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つい10日ほど前、一時帰国前のお茶会で七代のお茶碗でお点前させていただいたのでした。本当にありがたいことでした。今は同じ方が作られたお茶碗がガラスケースの向こう側にあります。綺麗に活けられた花入れにも樂さんの印が。

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館内はスマートフォンでフラッシュなしなら撮影可能ということでした(一部撮影禁止)。来館客の半数は外国からと見受けられ、ある方はロビーに戻ってから当代がフランスの土と釉で焼かれた花入れを熱心に描き起こしておられました。当代は茶道具の枠を超えたアートとしての表現というか作陶活動なのだな、実感させられました。また次期家元篤人さんのお茶碗の展示と新聞での対談記事もあり、紡がれていく伝統に心を寄せたことでした。

と書いたところで、この8日に正式に代替わりされるという京都新聞の記事が。当代は直入(じきにゅう)になられるとのことです。 

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今年代替わりすることはずっと前に発表されていたのですね。寡聞にして知りませんでした。

http://event.kyoto-np.co.jp/event/raku-spring2019.html

Los Angeles County Museum of Artで樂さんの展覧会があったのは、もう4年も前のことになるとは驚きです。

https://haruko41.hatenadiary.org/entry/20150430/1432404476

奈良

小6のすーが社会で日本の歴史を習っていることから、母と一緒に奈良へ。駅周辺で腹ごしらえをしてから、バスで向かった先は・・・ 

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春日大社です。

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すーの引いた大吉よりもけーの引いた中吉の方が、内容に夢がある不思議なおみくじでした。 

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苔むした灯籠の間から、可愛い鹿さんが挨拶してくれました。古代から神の使いといわれ大切にされていた鹿は、第二次大戦後、密猟などにより約80頭にまで減ったそうです。1957年から「奈良のシカ」として天然記念物に指定されて今は1000頭くらいいるとのこと。

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東大寺へ向かう道中はもう鹿さんだらけです。所有者はいない野生動物なのです。どうも頭を下げる習性があるらしく、それに合わせて延々とお辞儀をしてしまう日本人観光客がたくさんいました。 

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堂々たる東大寺南大門(国宝)。 

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仁王像も素晴らしい。

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ご立派な大仏殿(国宝)。 

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中にいらっしゃる大仏様(盧舎那仏坐像、もちろん国宝)の右手は”Don’t worry” 左手は"Here’s the wish”と理解している子供達でした。 

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お約束の柱くぐりではけーにひっぱってもらったすー。 

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堂内のノートルダム寺院への寄付箱に、それぞれのお小遣いから入れていました。

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この後、興福寺もさらっと訪ねて、疲れを癒すおやつの時間。ふわふわのかき氷、ほうじ茶も煎茶もとても美味しゅうございました。

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帰洛しています。

今年も子供たちを日本の小学校に送り込むべく、一時帰国しています。まずは父たちのお墓参りをしてきました。お掃除も慣れたものです。

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体験入学も三年目、親子とも今までになくスムーズに新生活に移行できてほっとしています。登校拒否もなく、登下校時の付き添いもなく。今まで安定していたすーに加えて、けーも英語の授業が始まったり、体育の授業で初めて幅跳びに挑戦して上手に飛べて嬉しかったり、と三年生の生活を楽しんでいます。初日から放課後のPTAサッカーにも参加させていただきました。私もキーパーとして、頼りないなりに練習に参加しました。

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日本で楽しみなものの一つは食べ物です。近所の農家さんが、軒下で販売されているお野菜も瑞々しくてとても美味しい。白桃、水なす、厚揚げなどLAで手に入らないものを楽しんでいます。巨峰も日本産が最高で、すーの大好物です。 

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夜に気温が下がるので、まだ凌ぎやすい初夏の京都です。

すー、小学校を卒業しました。

キンダーに始まり6年間に渡る小学校生活を6月7日に無事に終えました。最初の3年間は地元の小学校に通い、3年生からは10マイル離れたマグネット校に転校し、新しい環境の中で頑張って成長してきました。 

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6日の卒業式ではマグネットコーディネーターや担任の先生が感極まっておられて、もらい泣き。たくさんの愛に包まれての学習環境だったことに、改めて感謝しています。大統領からの成績優秀者におくられるゴールドアワードもいただきました。娘の目標の一つだったので、私も嬉しいです。 

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卒業の一週間前には、小学校のSuper Science and Engineer Clubのチームの一員として、去年に引き続き近隣7校と戦い、優勝しました。

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最初の劣勢から、チームメンバーや高校生のコーチたちと協力し逆転した結果に大喜びする姿が本当に嬉しいことでした。(トロフィーを持っているのがすー)。 

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というのも、去年度は初めての参加で何年かぶりの優勝に貢献し、今年も参加することを楽しみにしていたのに先着順の申し込みで惜しくもウェイトリストになってしまっていたのです。4月に突然コーディネーターからの電話で繰り上げ入部できることになり、その2週間後の選手選抜試験を潜り抜け、今年も晴れの場に立つことができたのはラッキーなことでした。

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 基本的にマイペースな娘も、この半年で、周囲を思いやる心、感謝の気持ちを表すようになり精神的に大人になってきたことを実感しています。何事にも一生懸命な姿勢で、夏から始まるミドルスクール(6~7年生)にも挑んでいってほしいです。卒業式のRose Ceremonyで親に渡してくれたたくさんのメッセージカード、折り鶴状になっていたのを開けたのがこれです↓。

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 私は3年間に及ぶ運転手生活に一区切りがついて、別の意味でも嬉しいです。

Run Club Award

去年に引き続き、けーが学校のランニングクラブで学校で一番長い距離を走ったと表彰されました。始業前の20分程度、走りたい子だけが走るクラブです。9か月で144.5マイル(232.5㎞)を走破しました。Yoくんもボランティアで頑張りました。

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 どうやら走るのが好きらしい。

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四年前は一年生のすーが96マイルで表彰されていました。

https://haruko41.hatenadiary.org/entry/20150605/1435102522

五年前はKinderのすーのみならず、就学前のけーも表彰されていました!

https://haruko41.hatenadiary.org/entry/20140630/1408037606

この日のすーのお弁当。

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Teacher Appreciation Week

毎年五月第二週のLAUSD(ロサンゼルス統一学校区)は、Teacher Appreciation Weekで、先生方に感謝を気持ちを伝える週です。今年は、子供のクラスそれぞれで行う内容が同じでとても楽でした。きっと、娘の学校で取りまとめてくれたクラスペアレントの下のお子さんがうちの息子と同じ地元の学校に行っていて、そちらのスケジュールに合わせてくれたのだろうな。今までは微妙に違う内容を把握するのが手間でしたから、頭の中も買い物もとても助かりました!今年のスケジュールはこんな感じで・・・月曜日は先生に手書きのカード、火曜日は赤いTシャツを着て、Loveを表します。

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水曜日は花を持って行き、木曜日はスクールサプライということで、ホワイトボード用のペンにしました。最終日の金曜日はクラスファンドからのギフトでした。

水曜日は児童が持って行った花をアレンジするボランティアを、娘の学校で二クラス分しました。朝のラインアップでは、忘れた子にはエクストラの花を配ります。ここのプログラムは小学校では珍しく、4年と5年のそれぞれのクラス担任が英語と社会、算数と理科のそれぞれの教科を担当してくれるシステムなので、二人の先生にお世話になっています。

一時間半ぐらいかけて、買ってきたものもお庭からのものも色も種類も様々な花を合計九つの花瓶に生けました。

5年生のクラス。

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お庭の薔薇はお店で売られているものと比べると格段にステムが短く、ちょっと雰囲気があって素敵です。

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4年生のクラス。

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見たことがない枝もの。「いいね~、何かしらね?」と聞くとグアバだと思うとのこと。 

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他にも目新しい植物に触れることができて幸せでした。クラスの中でのボランティアは児童たちが机に向かっているところを見れるの楽しいです。ちなみにこの日の娘のお弁当です↓。

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 3~4年前は何を作っても拒否され、心の中で相当泣いていたことを思うと、このところ、味覚に幅が出てきて大人が食べるおかずや調味料に挑戦してくれて、嬉しい限りです。ほうれん草のお浸しの美味しさを分かってくれる日が来るなんて!

端午の節句にて

少し前の子供の日、娘(11歳)のリクエストでちらし寿司を作りました。土鍋からご飯を移した時点で、「これ寿司飯っていうんだよね」という娘に息子(9歳)が「ちがうよ。これからだよ」。混ぜ入れる寿司酢を見て、娘「何が入っているの?御酢と・・・?」息子「砂糖と塩だよ」と息子の方がよくわかっている(笑)。料理の手伝いは息子の方がしてくれるので、酢飯の混ぜ方も上手。切り海苔、錦糸卵、漬けにしておいた鮪とはまちち、作り置きの茹で海老(便利です)、貝割れ、いくらは二人で仲良く盛り付けてくれました。

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こちらは、一か月ほど前も息子からのリクエストに応えてお稲荷さんを作った時のこと。もくもくと手伝ってくれたのはやはり息子でした。 

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寿司飯が余ったので、納豆巻にすることにしたら、「納豆は凍ったままで切るといいんでしょう」ってひきわり納豆の作り方を覚えていた。

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これから頼りになりそう。

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元気に育ってください。 

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先月まで旧暦という言い訳でお雛様も出していました。年長のお能好きのお友達から「いつでも飾っておけるわよ」というご助言を伺い、昨夏に里から送った五人囃子が新顔でした。

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